山手・横浜十番街とガス灯

2007年3月8日、横浜十番街とガス灯、水彩

 この頃は足しげく横浜に通った。市内各地をぶらぶら歩いていると、スケッチにおあつらえ向きの風景によく出くわしたからだ。古い日本的な風景を描くのも好きだが、この絵のようにどこか異国情緒漂う街角を目の当たりにしたときも、ルンルン気分でパレットを開きたくなる。早春の陽射しを浴びながらこの一枚を描いているときはじめて、いつかヨーロッパにスケッチ旅行に出かけてみたいという願望がふつふつと湧き上がってきたのを、昨日のことのようによく覚えている。